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「地図入門」書評

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「東京新聞」2015年5月24日

One Response to “「地図入門」書評”

  1. 木村on 26 5月 2015 at 13:08:10

    これだけの短評にあえて誤りの指摘を入れるのは、なかなか決断を要することだと思いますが、それほど専門的な議論のあるところでもないような事柄を、曲がりなりにも地図専門の著者が誤解することはあり得ないと思います。何かの手違いではないかとも思います。
    今、このページを見たばかりで、当該本もなく、房総山中の禅道場にいてはは実景を見ることもできませんが、確か銚子の屏風ヶ浦では風化・浸食された砂粒が海底(波食台)に堆積したり、潮流によって九十九里海岸まで漂着するようなことがあるような……。また、内房の鋸山のふもとの海岸では、崩れ落ちた大岩が干潮時に波食台の平岩面の上に転がっているのが見えたような……。
    「岩石の屑が海底に堆積して」いるような光景も目に浮かぶので、その辺のイキチガイか筆が滑ったみたいなのがあるんではないかと、疑念が隆起してきます。
    著者等から反応があったら教えて下さい。

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