せたがや 中世拾い歩き

「春の小川」はなぜ消えたか 書影

谷山敦子 著
ISBN978-4-902695-36-6 C1025
A5判 180ページ 地図・索引付
並製 本体2000円+税

世田谷の地面から「江戸以前」の余薫が零(こぼ)れ出る。
時空と地形にわたる、ひとり街歩きのモデル誕生!
古地図・旧版地形図計32点、写真57点を収載。

目 次
1 鉤の手と寺院の配置  ―世田谷新宿と矢倉沢往還         
2 楽市のころ ―続・世田谷新宿と矢倉沢往還
3 用賀口を過ぎて ―三本の矢倉沢往還の盛衰を測る                        
4 常盤塚を過ぎて ―四本の芝道を考える            
5 塚めぐり ―「境界」への小さな旅                
6 此岸と彼岸をつなぐ橋 ―熊野信仰の空間を行く
7 そして熊野神社は残った ―熊野先達満願寺と檀那吉良氏
8 坂の太子堂 ―善光寺聖の足跡を訪ねる 
9 武士の城館と道と川 ① ―洪水に流された?木田見館
10 武士の城館と道と川 ② ―地侍大平清九郎の天地
11 生と死をめぐるトライアングル ―北沢川流域の生と信仰
12 続・塚めぐり ―「境界」への小さな旅、再び          
付 街道と並木の話
                  
あとがき
参考文献
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