1942(昭和17)-44(同19)年 1:5000 全162葉
地図見本索引図編集余滴

戦時下の極秘地図群を発掘集成
地図史料出版の標準仕様(ニュー・スタンダード)第1弾
読める、歩ける、使える。 大縮尺「身体スケール地図」の比類ない迫力!

広大な雑木林の間に散在する桑畑、樹林につつまれた崖線や湧水地帯
網目状に流れる水路、そしてそこここに広がる水田
武蔵野のなかに突如出現した軍事施設、工場と社宅、寄宿舎の群れ
戦時下を象徴する国民学校や青年学校
あちこちに残る竹林や砂利運搬軌道、用水路や窪地、堀
土地の履歴と地形の素顔がここにある
図葉ごとに現代地図、ワンポイントレクチャー、注記一覧を付す。別に総索引図・解題・総索引を併せ付す

多摩地形図書影

地図見本    索引図    編集余滴

清水靖夫編
解題・清水靖夫/本田豊    菊四裁判(天地30.6×左右46cm) 全1巻
限定300部刊行 価格49,350円 (本体47,000+税5%) 送料740円(遠方950円)
ISBN4-902695-01-4 C3525

本書の特徴

  1. 戦時期東京西郊を記録した、大縮尺極秘地図群
    5000分の1の大縮尺地図地形図が地域の素顔を再現
  2. 軍需工場や国民学校、憲兵隊など、消失事象が満載
    ほとんどの工場が軍需生産に従事していた、時代の証言物
  3. 細流・小水路や水車、窪地や微細な谷まで記載
    湧水地、河川の源流やその地域環境が図化された稀有な記録
  4. 詳密等高線と地類記号により、土地の素顔がわかる
    地域把握の第一歩としての、土地の高低を知る比類ない資料
  5. 宅地開発の初期相を記録
    学園都市開発や戦時都市計画上の区画整理や耕地整理の実態がわかる
  6. 図葉ごとに、現代地図・注記一覧・図解説を備える
    読図や地図利用上のヒントや見所が、具体的にわかる
  7. 難読地名には読み仮名を付す
    難解な地名だけでなく、地図の旧字・旧かなが読めるように配慮
  8. 地図注記の誤りも必要に応じて解説で触れる
    戦時期の速成図としての欠点を補い、現地調査の混乱を防ぐ
  9. 巻末に解題、参考文献一覧を付す
    地図史、地域史の上から、押さえるべきポイントを概括
  10. 総索引を備え、研究・調査文献資料として完結
    従来の地図史料の欠陥や不備を廃し、地図史料の標準を指向

おすすめ先

たとえば

  • 身近な地域の、大きくわかりやすい地図→小学校の総合学習に
  • 歩いて、具体的に調べられる→中学校、高等学校の課外学習に
  • 窪地や旧水路、湧水点がわかる→環境史、環境アセスメント調査に
  • 旧工場やその敷地を明記→土地取引の調査に
  • 砂利鉄道やトロッコなどの廃線路を明記→近代鉄道史研究に
  • 学童疎開や勤労動員の舞台が明記→学校史、教育史研究に
  • 軍事施設、軍都計画とその結果を記録→建築史・都市計画史研究者に、戦争遺跡、戦災調査に
  • 旧地名・消失地名が地形とともに記載→地名の基礎研究に
  • 崖線や水路が明瞭にわかる→戦後文学(大岡昇平「武蔵野夫人」)研究に
  • 地域の自然条件がわかる→遺跡・埋蔵文化財調査の参考資料に
  • 旧道と地形の関係がかわる→古代・中世の交通路研究に
  • 旧地形と地割りがわかる→近世新田開発史研究に
  • 上水と分水路が詳密→上水史調査に
  • 詳細な土地利用表記→近郊農業、土地利用研究に
  • 宅地開発以前の詳細な等高線→自然地形、湧水、河川・水路調査に

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