1922(大正11)-47(昭和22)年 1:3000 351図
地図見本/索引図(JPEG:900KB)/推薦
空前稀代の大縮尺地図群を発掘集成
生きられた場所の記憶
地域環境アセスの始発点
地図史料出版の標準仕様(ニュー・スタンダード)
読める、歩ける、使える。 大縮尺「身体スケール地図」の比類ない迫力!
釣堀がある、簡易食堂がある、特殊重工業会社や化学工場がある、河岸や掘割がある、小川がある、音無橋や太鼓橋など小さな橋も名前がある、渡船の船付場がある、路面電車の線路と停留所がある、車庫がある、あちこちに原っぱがある、巨大な兵器廠など旧軍施設がそこここにある、笹原がある、田圃もある、畑もある、久米邸や前田邸や平沼邸など邸宅があちこちにある、なくなってしまった小学校がある、高等女学校がある、地蔵堂がある、養豚所がある、同潤会仮住宅がある、牧場や牛乳搾取所がある、農園がある、上水路がある、市場がある、給油所がある、公衆トイレがある、道路名がある、乗合自動車車庫がある、バター製造所がある、活動写真館がある、演芸館がある、消えてしまった地名がある、海浜がある、比高6尺間隔の等高線が示す台地がある、谷がある、尾根がある、崖がある・・・・・・・
震災復興なった大東京から、焼跡・闇市・原っぱ直前までの帝国の首都の詳細をとどめた類例のない記録。オリンピックと高度成長期、列島バブルと都心小バブルまで、東アジアの巨大都市は一直線に変貌を遂げてきた。一面の瓦礫と、聳え立つガラスの照り返しの狭間には、しかし土や水や樹木、人間以外の生きものの匂いが、そしてゲニウス・ロキの記憶と遺伝子が、ひっそりと息づいている。近未来スローライフ都市の参照点、過半世紀前東京23区のヒューマンスケール・デッサン群
各図に現代地図、解説、注記分類索引を添え、一部に参考写真を付す
総合学習の基礎資料として/工場跡地の調査など、環境アセスメントの基本資料として/遺跡・埋蔵文化財調査の資料として/街あるき、街しらべの依拠文献として/区史・地域史の基礎資料に、建築史・都市計画研究に/都市水域や路面電車の再生〈ポスト・車社会都市計画〉に/戦後史・占領史研究に、教育史・学校史の調査に、地名研究に、戦後文学の研究資料に
井口悦男編
総解説:清水靖夫/井口悦男/本田豊
おもな図解説執筆者:多田文夫(足立区立郷土博物館)・野尻かおる(荒川区教育委員会)・吉田政博(板橋区教育委員会)・宮田裕介(江戸川区、地域環境プランニング)・山本たか子(大田区教育委員会)・谷口榮(葛飾区郷土と天文の博物館)・石倉孝祐(北区飛鳥山博物館)・向山伸子(江東区教育委員会)・坂本道夫(品川区教育委員会)・田原光泰(渋谷区教育委員会)・鈴木靖(新宿区教育委員会)・寺田史朗(杉並区立郷土博物館)・田中禎昭(墨田区郷土文化資料館)・武田庸二郎(世田谷区立郷土資料館)・葛生雄二(台東区教育委員会)・菅原健二(中央区、京橋図書館)・厚秀雄(千代田区四番町歴史民俗資料館)・伊藤暢直(豊島区立郷土博物館)・比田井克仁(中野区立歴史民俗資料館)・小金井靖(練馬区教育委員会)・加藤元信(文京区教育委員会)・高山優(港区教育委員会)・横山昭一(目黒区教育委員会)ほか
菊四裁判(天地46×左右30.6cm) 全6巻(地図2折・製本・函入) 地図351葉 発行200部
第1集・北西部・52図216頁/第2集・北東部・56図232頁 /第3集・中西部・65図270頁/第4集・中央部・54図226頁/第5集・中東部・56図232頁/第6集・南部・68図280頁
別冊(非売品:総解説・参考写真・総索引) A4判・112頁 付
価格揃378,000円 (本体360,000+税5%) +送料1370円(遠方1400円or1790円)
分売価格・各73,500円 (本体70,000+税5%) +送料750円(遠方850円)
ISBN4-902695-02-2 C3525
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