標記のタイトルで、拙著がようやく発刊されました(講談社、本体1800円)。奥付は2012年8月30日。

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初刷りに誤植はつきものですが、出だしの部分でつまずいてしまったようです。
13ページ上段の4行目から5行目。

「だから前述の『地学事典』の見解では、江戸・東京に変動崖は存在しないことになる。」は、
「だから前述の『地学事典』の見解では、江戸・東京に崖は存在しないことになる。」としないと、意味が通じない。

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もっとも基本的なところだから、どうしてこうなったかと自分でも理解に苦しむ。なにかと混線したのか。

他にも何ヶ所か、訂正すべきところはあるけれど、それは多分に表記上の問題で、たいした誤植ではありません。
しかし、出だしで理解不能だと、読者はそのあとつづけて読む場合は心理的に不安定になるでしょうね。
だから、とりあえず「誤植です」と、ここでアナウンスしておきます。

3 Responses to “デジタル鳥瞰 江戸の崖 東京の崖”

  1. 木村on 28 8月 2012 at 14:44:21

    読み流す「読者にしてーみれば、些細なミスプリでもー、著者にしてーみれば、気がかりなの」(いしだ・あゆみ)でしょうね。そこへつヅけて付け足し。「出だしの部分でつまヅいてしまった」のは、現カナ原則にもとヅくと、つまヅくべからずして、つまズくべきでしたね。もっとも現カナにひざまズくを潔しとしない芳賀さんの意図(ごく最近NHKアナが「いズ」と言ってた!)した用字であれば、それとしてうなズけるけどね。
    さらに「出だし」というのも「歌うたい」と比較して、帰省した長野の古宿の古老の「ハイル」の表記の「は入る」の実物に狂喜したことに触れて、失われた「這入る」意識まで言及したかったが、暑さに観念、断念が残念。

    以上、前書にて、さて本論。
    ついに刊行、おめでとうございます。房州辺りではこういう本は超高級人文書扱いらしく、版元講談社でも「書店店頭」(これも“馬から落馬か?、例のNHKアナの「なでしこ、センシュテンを先に取った!」の絶叫には絶句したっけ)を飾ることがありません。今度の通院で上京の折、訂正2ズり(講談社の1000部品切れ、2ヅり作戦?)が出るころまで待ちます。

  2. collegioon 28 8月 2012 at 20:41:38

    はい、いつもながら、まことに適切なご指摘ありがとうございます。
    ネットはすぐに訂正してしまえますから、訂正してしまいました。
    すぐ2刷になってくれればいいのですが、さて、どうでしょうか。
    結論は、そうは書いていないのですが、「廃都・廃核」論なのです。
    これを露骨に言うと嫌われる。
    列島においては、不動産は買うべからず、とも。
    最近、いろいろと、「その後」の「教訓」をまとめています。

  3. uji-t父on 02 9月 2012 at 0:42:31

    お疲れさまでした
    アマゾンで注文しました

    これ知ってますか
    『身体地図』が中古として7点あり 価格が463円から6,002円となっているのを
    http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4880322377/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&condition=used

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