・・・自然の営為の痕跡は、「水蒸気爆発」と「岩なだれ」という二つの「著しく爆発的な《風景の始まり》」が、「輪廻」のごとく存在したことを告げている・・・
・・・伊豆大島においては、地殻プレートの移動に起因する褶曲運動の結果としての、「正断層」の発生が一連の《大噴火輪廻》の端緒となる・・・

志して現地に転じ、調査を続けて60年。
伊豆大島の地形と地質を解き明かし、火山噴火のメカニズムと実相に迫る、
在野研究者のエッセンスが、35年の歳月を経て、あらたに描き直された。
カラー口絵を含む約70点の描画とその解説が語る、「火山の原像」とは?

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田澤堅太郎(たざわけんたろう)著 ISBN978-4-902695-25-0  C1644
B5判 111ページ 本体2315円+税

田澤堅太郎:1927年、小樽市に生まれる。1948年、札幌管区気象台に勤務し、地上・高層気象観測を担当するも、1年後地震係に転属。1954年、希望して大島測候所に転勤。以来休日を野外の地形・地層観察にあてる。1987年、退職。

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