1月 11th, 2026
茶香炉
酒をやめ8年以上、コーヒーは合わず、当初は紅茶を彷徨したが、結局は煎茶に落ち着いた。
今度中2になる下の孫が部活で茶道に凝っていることもあって、時に抹茶も点てるがそれは自己流の「ぶんぶく茶」。
~流の作法はまったく念頭に置かず、平気である。
それでも抹茶(味と香り)はピンとこない。
やはり、茶は「黄色く」「渋く」なければいけないのである。
したがって、煎茶でも昨今流行りの「深蒸し緑茶」ではだめである。
幸い近くの店で「浅蒸し茶」と銘打った徳用茶をみつけ、専らそれを愛用している。
さて、茶香炉である。
これまた酒断ちの後で、ハーブ類にいろいろちょっかいを出した後にたどり着いた結論。
古い記憶から立ちのぼる、圧倒的な茶焙煎の匂い。
所謂お茶屋さんの店先、客寄せも兼ねたほうじ茶つくりの焙煎だったろう。
いまでもどこかで見かけられるかもしれない。
その匂いを懐かしんで探した結果である。
前日の煎茶のデガラシの再利用である。
日課としている体操(ヨガ・ストレッチ・筋トレ等の自己流混合)の間、生乾きのデガラシを茶香炉で煎る。
時に新規の茶葉を使うこともある。
茶香炉専用の茶葉があるが、それを買うほど野暮ではない。
焙烙という名の、茶焙煎専用焼物も然り。
普通の煎茶の焙煎アロマを楽しんだ後は、半ほうじ茶となったものを飲用に供すればよい。
市販の茶香炉セットでは、焙煎皿は下掲写真のように小さいため取り替えた(上写真)が、本当はもっと大きめが欲しい。
しかし自室のデスクではこれで精一杯。
皿にダシガラを入れ、tea lightに点火し、匂いがほのかに立ち上るのを待つ。
G・Faureの曲とともに茶殻アロマを楽しんだ後は、空き缶に保存してベランダ栽培の野菜の肥料の足しにできる。
一石三鳥と自賛しているのである。